ブルータイガーアイの上位版ともいうべき
ドロップ型のピーターサイトです。
ピーターサイトの特徴でもある
嵐のようなエネルギーやメタリックなシャトヤンシーが
存分に表れています。
タイガーアイのシャトヤンシーとはまったく別物で
金属のような光り方をします。
一般的なピーターサイトにはタイガーアイ由来の
イエロー成分が多く入っているのですが
ブルー成分が多いほど希少で価値も高くなります。
こちらは濃紺のルースにタイガーアイの暖色の成分が
アクセントになっていて地味な印象になりがちな石に
華やかな気品を添えています。
深海のような濃いネイビーブルーの表面が
鮮やかな水色のシャトヤンシーに覆われています。
まるで油絵の絵筆のようなタッチ
写実画家の湖面の絵画を見ているようです。
立体的に膨らみを持たせてカットしてありますので
ピーターサイトのゴージャスなシャトヤンシーも存分に味わえます。
ピーターサイトの美しさが如何なく表現されている一品です。
鉱物名____PIETERSITE
サイズ____26X18X5mm
重さ_____15ts./3g
石の処理___天然無処理
製造国____インド
ピーターサイトはタイガーアイやホークスアイが生成された後、地殻変動によってバラバラになったもの石英が浸透したことによって再結晶した鉱物のことを言います。ホークスアイやタイガーアイに石英が入っているため、より硬度が高く頑丈な鉱物になっています。クリソコラに石英が入っているとジェムシリカとなりより高価になるように、ピータサイトも再鉱物化によって石英が混じったことで、ホークスアイよりもより希少で高価格で取引されています。
1960年代にアフリカのナミビアで発見されました。ピーターサイトのほとんどはナミビア産です。いくつもの鉱物成分が混じり合い、嵐のような外観から、テンペスト・ストーン(嵐の石)とも呼ばれています。
「自分自身と向き合う石」と言われているピータサイト。実際に実物を見ると、すべての点においてタイガーアイやホークスアイの上を行く感じです。たとえばバトルゲームなどでアイテムとしてどちらかの石を持った者同士が対決した場合、ピーターサイトを持っている方が圧倒的に勝利する感じです。敵がピータサイトを持っていたらホークスアイなどでもまず勝ち目がない感じ。ピーターサイトは天然石では及ばない金属やメタルのような質感を持っているので、石と金属で戦ったらどちらが強いかわかりますよね。矢じりのような形をしたドロップ型のルースは攻撃力も抜群です。
ピーターサイトの深い群青色は持ち主を内面へ引き寄せます。それに呼応するかのように光るシャトヤンシー。ナイフのようにギラギラと光るその輝きは、見る者の心に偽りではない本心に気づかせてくれ、さらにそれに従う強さを与えてくれる石のような気がします。それでいて海のように青く包み込むやさしさがあり、強さとやさしさを合わせ持つ両面性があるようです。鋼のような濃紺の石とそれを包み込むように輝くシャトヤンシーのせいかもしれません。