ホワイトグレーのベースに青いドット柄が個性的なK2
ヒマラヤのK2(カラコルム山脈)で発見されることから
この名が付けられました。
アズライトがグラナイトに入った石です。
海外では「K2ジャスパー」という流通名が広まっていますので
ジャスパーと思いがちですがグラナイト(花崗岩)です。
非常に紛らわしいですが現地ではジャスパーだと思われたのでしょう。
アズライトグラナイトという長い名前を嫌う気持ちもわかります(^^ゞ
草間弥生の絵画のような水玉が協調されたデザイン。
アズライトのブルーはどんな石に入っていても
清々しい癒しの成分があるようです。
アズライトのヒーリングエネルギーを強く感じられるよう
アズライト成分が多めの物をセレクトしています。
ヒーリングストーンとして清流のようなエネルギーを感じさせてくれるK2は
その産地がヒマラヤだからでしょうか。
特に強くアピールしたり存在を強く訴えかける石ではありませんので
印象は人それぞれでしょう。
ですがどこか自分に立ち返らせてくれるような
働きかけをする石だと感じます。
花崗岩ですのでカットは安定しています。
こちらは3mmちょっとの薄目の石ですが
円形のカットはこの石の水玉模様とよく似合っていると思います。
鉱物名___K2 Azurite in Granite(藍銅鉱入り花崗岩)
サイズ___25X25X3mm
重さ____18cts./3.6g
石の処理__非加熱
原産地___ヒマラヤ
アズライトはクリソコラ同様、銅鉱床にマラカイトなどの他の鉱物を伴って産出します。なのでアズライトグラナイトと同様にアズライトマラカイトも存在します。アズライトは、深い濃紺の石で、深海を覗くような深淵な洞察力を与えます。
グラナイトは花崗岩のことで、御影石などに利用されています。花崗岩は地球の陸地を構成する岩石の中で非常に多く産出される一般的な鉱物です。K2はヒマラヤのカラコルム山脈のことでエベレストに次ぐ世界第二位の高さの山です。
K2 アズライトグラナイトは、白い御影石に長石(feldsper)も混じっています。また黒い模様はバイオタイト(biotite)という黒雲母です。雲母はキラキラと輝くので、建築や庭園に使われている御影石もキラキラ輝く成分があるのをご存知でしょう。K2にもわずかに、御影石っぽい雲母の輝きを見ることが出来ます。
まだK2の価値が認められたのは比較的新しく、感想は個人差があるようです。とても強く刺激を実感する人もいれば、その逆の人も多いです。
特別珍しい成分を持つわけでもないのに新たな石が世間に顔を出す時、その石に特別な力が認められたからだと思います。アズライトの強いヒーリングパワーが長石を含む花崗岩の中に入ったK2は、その産地が純度の高い水晶を産出するヒマラヤというのもあるかもしれません。
黒曜石や石膏でもあるセレナイトなど、地球上にたくさんある鉱物がパワーストーンとしてとても大きな力を持っているのは私たちに必要なものは予め地球が用意してくれているような気がしてしまいます。特別な石ではない石が、とても優れたヒーリング作用やグラウンディングを助けてくれる石だったりします。そういった意味では花崗岩から出来たK2アズライトグラナイトも、そのヒーリングパワーに未知数の力を感じます。花崗岩にアズライトが入ると癒しの力が強くなるのでしょうか。グラナイトは珍しくないですが、アズライト入りのグラナイトで尚且つ長石も入っているのは珍しいかもしれません。
ヒマラヤは太古の大陸活動の痕跡がそのまま残っているエリアです。ヒマラヤで発見されたK2アズライトグラナイトは、太古の地球の地殻変動によって生まれた他ではあまり見られない鉱物の混合が存在しているのかもしれません。K2はアズライトの癒しと長石の包容力、御影石のグラウンディングなどヒーリング作用が多く含まれている石ですが、その作用は個人差があり、すぐに自覚する人もいれば、時間が経って後から気づくという人もいるでしょう。妖精はすぐ身近にいるかもしれないのにあまりにも私たちと違い過ぎて、ほとんどの人がそれに気づかないのと一緒かもしれません。