オパール化した甲殻に遊色が見られる
遊色アンモナイトの化石です。
白く化石化した甲殻に虹色のイリデッセンス(遊色)が
カラフルに輝きます。
アンモナイト化石の醍醐味でもあるイリデッセンス。
イリデッセンスを見せるアンモナイトの中でも
白いアンモナイトはピンクとグリーンの虹色のハーモニーが美しく
まるで宝石のような気品とフェミニンな雰囲気があります。
遊色効果を持つ茶色いアンモナイトは珍しくありませんが
ホワイトベースのアンモナイトは遊色が穏やかに映えるので
ぜひご紹介したかったのですが中々手に入りませんでした。
レアアイテムではないですが人気商品だと思います。
アンモナイトは軸の目から回転するように広がった形をしています。
それはそのまま軸を自分の中心に持ち
そこから自分の世界を広げていくイメージをもたらしてくれます。
また化石ですので地中や古代との繋がりが強く
グラウンディングにも最適です。
こちらは小さ目ですが遊色が強く幅広く表れており
中心の渦巻きがきれいに残っていいます。
原石や鉱物の保管のためのレトロな
ボックスケースに入れてお届けします。
ソイワックスでロウ引き加工したStone marble自家製Boxです。
植物由来のやさしいロウの香りと保湿効果があるだけでなく
とってもアンティークな雰囲気になってます♪
鉱物名___Ammonite fossil
サイズ___30X25X10mm
重さ____25.2g
石の処理__ナチュラル
原産地___マダガスカル
アンモナイトはオウムガイ類の化石で、古生代シルル紀またはデボン紀に生息していた生物です。長く地球上に生息していましたが恐竜と共に姿を消しましたがオウムガイは巻貝として生き残っています。オウムガイとよく似たアンモナイトですが、頭足類に属し、殻の中から足が出ています。このため、アンモナイトは貝ではなくタコやイカと同じ頭足類の生物でもあるのです。生息数が多かったのと固い甲殻のため地中で劣化しにくく、出土数がとても多い化石です。
化石化して微生物の侵食や置換により、虹色の遊色が生れたものや螺旋や甲殻の形状ををそのまま残して化石化したものまで、大きさもタイプも実にバラエティに富んでいます。オパール化し、虹色の遊色効果を持つアンモナイトが人気で、遊色部分や生物の痕跡をよく残した保存状態によって価値が分かれます。遊色部分を宝石化したものはアンモライトと呼ばれ、高値で取引されています。
アンモナイトの螺旋の形状は遺伝子が二重らせんを描いているように、あらゆる生物の根幹にあるイメージがそのままむき出しになったようなビジュアルです。アンモナイトがかつて地球上に大量に生息していたことと私たちのDNAがらせん状を描いていることはもしかしたら無関係ではないのかも、なんて妄想してしまいます。
アンモナイトが生息していたデボン紀やカンブリア紀の海には、現在のあらゆる生物の起源となる古生物の時代です。『崖の上のポニョ』には「まるでデボン紀の海のようだ」という台詞が出て来ます。アンモナイトには現在の地球上の多くの生物の原初の記憶が宿っているかもしれません。アンモナイトには時空を超えて想像力を掻き立てる何かがあるようです。
アンモナイトの螺旋の形状は植物や自然などの様々な要素になっているものです。へその緒のようにぐるぐる巻いているイメージは、エネルギーの流れそのものを表しています。アンモナイトほどグラウンディングに適した石はないかもしれません。自分の原点や中心を意識させてくれる力があると思います。