憧れのデュモルチェライトインクォーツ
デュモルチェライトがクォーツの中で結晶化しています。
六面体にカットされています。
ポイントの先端は尖っていません。
底面は角度がありますので直立はしませんが縦に置くことは出来ます。
氷山のようにカットされ、クォーツが白いため雪山のようです。
カット面の表面にはアイリスクォーツのような
七色の小さな虹も現れています。
氷山の頂上に積もるデュモルチェライト
デュモルチェライトが見える上の方が透明で
山の下の方が雪のように白く、内部で結晶がキラキラと輝いています。
デュモルチェライトの結晶がきれいに表れているものは希少です。
雪の結晶のようなデュモルチェライト
青い雪の結晶は石の中だからこそ見れるもの
小さな鉱物の世界に現実ではありえない
幻想的なロマンが広がっています。
鉱物名___Dumortierite Crystal
サイズ___22x18x12mm
重さ____28cts./5.6g
原産地___ブラジル
ラピスラズリよりも濃い青と言われるデュモルチェライト。原石はラピスラズリのような青い石ですが、クォーツの中で結晶化したものが大変美しく、宝石のような価値があります。上質な物はブラジルやマダガスカルなど産地が限られています。名前は発見者のフランス人科学者デュモルティエから来ているそうですが、もっとシンプルな名前の人に発見して欲しかったですね。
思慮の石と呼ばれ、知能や思考に関して作用する石と言われています。集中力や記憶力など、思考や知能を必要とする力に働きかけます。
思慮の石と呼ばれるデュモルチェライトがクォーツの中にあると、「内面に誘いかける石」という印象があります。クォーツの中できらめくデュモルチェライトを注意深く覗き込むように、自分の内面や心の奥に意識や気持ちを引き連れて行くのかもしれません。その力はデュモルチェライト単独よりも、覗きこまないと見ることが出来ないデュモルチェライトインクォーツの方が更に強い力を持っているように思います。この石が私たちを魅了してやまないのも、内面へと誘う力が並はずれて強いのでしょう。
心の奥にある誰にも何にも侵されていないピュアな結晶。デュモルチェライトは人の心の奥にある神性や美しさみたいなものを象徴しているようです。それは冬の雪の結晶がまるで氷の中に閉じ込められたように、誰も触れることが出来ない侵しがたい美しさ。デュモルチェライトの青のせいで、クォーツもより白くピュアな輝きを放っているように見えるます。鮮やかな青と雪のように純白の白いクォーツの共演は、寒い雪の季節により神秘的に輝いて見えます。