ミャンマー産琥珀であるバーマイトのご紹介です。
バーマイトはミャンマー産琥珀のことで
ミャンマー北部のカチン州で採掘されるアンバーを指します。
黄色味が濃く、同じ黄色でも北欧産のバルチックアンバーよりも
茶色っぽい感じがします。
北欧産がバターや蜂蜜ならこちらはごま油みたいな照り感です(^^ゞ
東南アジア産アンバー特有の水分豊富で艶のある質感です。
少し柔らか味や湿り気があり、埃なども吸着しやすい感じです。
色が明るい分、ブルーの発色も鮮やかです。
表面に一カ所傷があります。そのため価格を抑えております。
透明度が高く光を受ける力が強いため調べなければ気づかないでしょう。
ブルーアンバーはアンバーの中でも最高級の一品です。
こちらは太陽光でも自然な青色が浮かび上がる一品です。
琥珀は軽いのでカラットにすると小さい数字になりますが
バーマイトの中ではサイズも立派で透明度が高く見応えのある一品です。
鉱物名____Amber, Burmite(琥珀)
サイズ____25×18×8mm
重さ_____9.2cts./1.8g
原産地____ミャンマー
琥珀は松などの樹木の樹脂が地中で化石化したもので、中には一億年以上の時を経ているものもあります。日本では岩手県の久慈産のものが有名ですが、琥珀は樹林の地下で形成されるため、東北のような緑が深く太古の自然が残る所で発掘されるようです。
ミャンマー産の天然琥珀であるバーマイトはミャンマーの一部の地域でしか採れず、産出量も他の産地のアンバーに比べて非常に少なく、近隣国の中国に多く輸出されるため、現在国外への持ち出しが厳しく規制されているそうです。世界の琥珀の中でもバーマイトの発生時期は古く、インドネシア産、ドミニカ産、メキシコ産、北欧産、中国産、ミャンマー産の順番で古くなっています。ミャンマー産がいかに古い琥珀かわかると思います。
ブルーアンバーは未来を見通す千里眼を授けると言われ、霊能者や能力者が身に着ける石とも言われています。優れた滋養があり、持ち主に樹木由来の潤いを与え、心身共に活力を与えます。しかし、その作用は穏やかで、強いインパクトを与えるものではないようです。いつの間にか心や体の滋養強壮になっているような石で、高いヒーリング作用があります。
霊能者や能力者が求めたと言われるブルーアンバー。その神秘的な力は青く光る波長のせいかもしれません。厳密に言えば鉱物ではなく樹木の油脂が固形化したもの。それだけに琥珀やアンバーには遥か昔のこの地球のエネルギーが詰まっていて、霊能者たちに地球とコンタクトするパワーを与え、未来を予見するビジョンをもたらすのかもしれないですね。
樹木や植物の痕跡を残す琥珀のインクルージョンは、太古の記憶を閉じ込めています。中でも製造年代が極めて古いバーマイトは特別です。虫入りや羽根入りのものが多く発見され、最近でもバーマイトに恐竜のしっぽや新種の昆虫が混入していたことがニュースになりました。バーマイトは恐竜が生存していた時代に生まれた琥珀で、博物学的にも貴重な資料になることで有名です。
こちらのインクルージョンにも、何かの毛のような触手のようなものが入っていてロマンを掻き立てられます。バーマイトはドミニカ産に匹敵するほどの青い光を放つため、とてもパワフルな石だと思います。潤いに優れ、癒しの力に溢れた石です。少し茶色っぽいのはタイガーアイとよく似ている気がします。ともに霊力が強く持ち主に恵みをもたらす石だと思います。