ニューメキシコ産のフローライトです。
紫色と淡いブルーのグラデーションの間で表面にフローライトのモザイク状の結晶が見えます。
まるで紫の筋斗雲のような、軽やかさと動きのあるフォルム。
フローライトの色を楽しむ人、結晶の特異な形を楽しむ人
人それぞれいろんな楽しみ方がありますが、こちらは深い紫が入った色のグラデーションが楽しめます。
光にかざすと表面のフローライト特有の卍状の結晶が淡い色と共に浮かび上がります。
氷菓子のように透き通りうっとりとする儚さ。
手のひらサイズの大きさですが50g近くあるので、見かけより重さがあります。
鉱物名___Fluorite(蛍石)
サイズ___45X42×26mm
重さ____52.7g
原産地___ニューメキシコ州(アメリカ)
※クリックポスト、レターパックプラス(510円)
フローライトは熱水鉱脈や温泉地帯で産出されるガラス質の鉱物です。和名は「蛍石」と言われ、原石は実に様々なカラフルでユニークなバリエショーンがあることで有名です。原石の愛好家が多いのも特徴です。
産地によって色味が異なるのもコレクターが多い理由かもしれません。ヨーロッパやアフリカ、アメリカ、中国など世界各地にフローライトの名産地があります。
フローライトの眩い輝きは高次元に導き、ラブラドライトのようにクリエイティブな直感を助ける石と言われています。
カラフルで美しいフローライトが採れるアメリカのニューメキシコ。薄いブルーやパープルがほんのりと入っているのが特徴です。ガラスのように透明で薄く色づいた鉱物がキラキラ光るファンタジックな美しさ。鋭いバーコードと破片や刀のような硬質なフォルムに対して、やさしい色味を醸し出すフローライトのアンビバレントな魅力がたっぷり詰まっています。色だけでなく原石の形も美しいものをセレクトしています。
2月のカラーは紫。誕生石はアメジストですが、アメジストによく似た紫色を持つフローライトにも強く惹かれる季節ですね。この季節は紫色がより神秘的に映り、青紫色の光線が風景を包んでいるかのようです。普段は紫色を特に意識しなくても、この時期は同じ紫色の中にもフローライトのグラデーションのように豊かなバリエーションがあるのを実感します。紫は宇宙に繋がる色ですが、この時期は少しだけ地球を包むバリアが薄くなり、宇宙が身近に思える季節かもしれません。