爽やかなシラーのレインボーラブラドライト。
まるで葉っぱのような、水滴のようなアンシンメトリーなカットです。
トップには小さな通し穴が空いています。
元々バチカンが付いていましたので、1mmほどの小さなホールです。
ご希望の方には銀色のバチカンをお付けしますのでご購入の際にお申し出ください。
動きのある個性的なカットは珍しいですね。
こちらは中国で製造されたものですが、こんな自由なフォームでカットするのも中国ならではです。
伝統的な定番スタイルで確立された技術を持つインド
対して技術的に進歩し自由自在な発想で挑戦する中国
こちらのルースも左側の丸い部分が本来ならもっと丸く研磨されたはずかもしれません。
難しいフォルムに関わらず滑らかにカットされ研磨されています。
表面は膨らみを持たせて立体的にカットしてあります。
高さがあり彫刻のようなフォルム
裏面は平らですがこちらも全面にシラーが響き強く照り返します。
同じイエローでもまったく違う光
こちらは朝焼け色のイエローにブルーやグリーンが入っていて初夏の涼しい朝のような光。。。
原産地ははっきりしていませんが、現在流通しているラブラドライトはほぼマダガスカル産です。
これからの季節にぴったりな元気いっぱいのルースです。
Labradorite
38x22x9mm
54cts./10g
中国(製造国)
ラブラドライトの光は、銀河系の他の惑星から放たれた波動と共鳴していると言われています。ラブラドライトを持つと直感や洞察力が冴えるのはそのためかもしれません。
やさしい波動を放つ長石(フェルドスパー Feldspar)の一種で、一定の方向にぱっくりと割れる劈開性を持ちます。その劈開面に沿って鮮やかな光を放つラブラドレッセンスが現れます。
月や太陽を象徴し、この石の波動は宇宙からのメッセージだと言われています。歴史的になぜか民衆や集団の大きな集合意識の変化に呼応する特徴があります。
最初に発見されたのは北米のラブラドール地方。もともと寒い国の石なのです。現代ではアフリカの東にあるマダガスカル島で多く産出されています。太陽の光が少ない極めて寒い地域と、たくさんの光が降り注ぐ極めて暑い地域に顔を出すラブラドライトは、そのまま光と影を象徴しているように思います。
2018年は年初に皆既月食があった年。太陽、地球、月が一直線に並び月が地球の陰に隠れてしまう現象です。惑星が一列に並んだ時、それぞれの力が強力に作用すると言われていますが、やはり月食後から地球環境もいろいろ荒れているような気がします。地球と言う巨大な生命体に寄生させてもらっている私たち。太陽と月を象徴するラブラドライトの虹色の光は、まるで太陽光線のように様々な色を含みます。
ラブラドライトはつくづく庶民の石、大衆意識に訴えかける石だなと思います。大きければ大きい石ほどラブラドライトの底知れぬ輝きとパワーを感じることができます。それはまるで個々の力はビーズのように小さいかもしれませんが、大きな集団や集合的無意識になると途端に強く輝き出し圧倒的な存在感を見せ始める私たち人類の意識のようです。暗い石の中で光に反応して輝くラブラドライトのカラフルな光は私たち人類の眠れる才能の閃きのようです。実験などで細胞を光らせることがありますが、ラブラドライトの電気が走ったような輝きはまるで脳細胞に走る電流のような光を思い出しました。
ラブラドライトは脳細胞を刺激するかのように輝きます。エルキュール・ポアロ曰く「灰色の脳細胞」を目覚めさせたいですね^^