初めて見た時から一目惚れしてしまったビオラン。
ブルー・ダイオプサイドです。
ロシアで産出されます。
青色のダイオプサイドが非常に珍しいため、ロシア国外へあまり出ない印象です。
入手出来るルースも定番カットのものが少ないのはそのせいでしょうか。
良質のものは国内で消費されている印象。
そのためご縁があれば迷わずコレクトしていました。
少しずつ放出して行きます。
こちらはサイズも大きく、絵画のようなスクエア型なので、アクセサリー用というよりコレクション
ヒーリング用のルースかもしれません。
身に着けるにはあまりにもハイグレードで立派
ハイグレードのビオランはブルーが鮮明でキラキラ光るラメがまるで砂糖をまぶしたように入っています。
画像で中々お伝え出来ないのがもどかしいです。
エンジェライトのようなブルーに甘い響きを持つきらびやかな白い光。
コレクターの方にぜひオススメしたい石です。
ビオランを知ると石に対する印象や考え方も変わるかもしれません。
石なのにどこか甘みや柔らかさを感じさせる不思議な次元にあるエネルギー体という感じです。
Violane, Blue diopside (透輝石)
42x25x03mm
63cts./12.6g
ロシア・シベリア産
ダイオプサイドは白や緑、黒など成分によって異なる色を持ち、粒状に結晶し塊となって産出されます。ダイオプサイドは緑色のクロムダイオプサイドが有名ですが、ダイオプサイドにマンガンが加わったものがビオランです。紫色から青色まであります。紫色のビオランがViolet(菫色)からバイオレーン(Violen)と呼ばれルースなど装飾品の流通名になっているようです。紫色のビオランはイタリアが原産のようですが、ブルーのものはロシア産が主産地です。非常に珍しいレアアイテムです。
理性や知識を表す石と言われ、感情をなだめ理性的な思考を導くと言われています。古くは神経衰弱や大腸や消化器官の改善に用いられたといわれます。
エンジェライトやセラフィナイトのような天使系の石と近い印象を感じますが、もう少し生身の質感を感じます。まるでメロディが聞こえて来そうな響きは天使界のエネルギーですが、天使のラッパというより聖歌隊の歌声のような柔らかみのあるクリーミィな印象です。澄んだ青空のような澄み切ったブルーですが、砂糖菓子のようにキラキラと光る白いラメのような輝きが甘さを加えています。心を溶かすような抗いたい魅力は無垢な少年少女のように汚れのないピュアな輝き。非常に珍しい青いダイオプサイドの出現は地上界に新たなメッセージを携えてやって来たようです。
珍しい鉱物の宝庫であるロシア。独特の神秘的な輝きを持つ石が見受けられます。