深い暗緑色が美しいオーシャンジャスパー
オーシャンジャスパーとして入荷しましたが、カンババジャスパーっぽいなとも思います。
カンババジャスパーは最初はオーシャンジャスパーとして流通していたそうです。
カンババジャスパー風味のオーシャンジャスパー
カンババジャスパーはストロマトライトの一種でもあるとか
海の藍藻類(シアノバクテリア)が化石となったストロマトライト
暗緑色は藻類を思わせますね。
こちらは表にも裏にもブラックホールのような同心円状の模様があり
全体的な色味やデザインも宇宙っぽい感じがして面白いなと思います。
バクテリアのようなミクロの世界が宇宙のような壮大なマクロとシンクロするのは感動します。
そういう世界観が好きみたいです^^
Ocean jasper
33x24x6mm
34.6cts./6.9g
マダガスカル産
オーシャンジャスパーが初めて発見されたのは1999年。今の所マダガスカルのみで、透明な玉髄(カルセドニー)に魚眼状のジャスパーが密集したオーシャンジャスパーは、とても少ないそうです。ほとんどが不透明で魚眼の形も崩れているのがほとんどですが、そのような一部のハイクオリティなオーシャンジャスパーでなくても、カラフルで個性的なデザインのものがとても多いため、ジャスパーの中でも特に人気が高い石です。
尚、オーシャンジャスパーが最初に発見されたのは引き潮で現れた海岸線だったため、海で採れる石という意味のオーシャンジャスパーという名前が付いていますが、今では海岸近くの地層や内陸でも発見されているため、引き潮時に採掘されるということはないようです。
デザインもカラーも多種多様で、芸術性を高める石と言われています。アート作品にぴったりな素材です。
オーシャンジャスパーは多種多様な色をしていますが、緑色が入っていることが多く、魚眼部分がオレンジのものをよく見かけます。芸術性を高めると言われているのも、幻想的なイメージを見せるジャスパーが持ち主の想像力や創造性を刺激するのかもしれません。
ジャスパーは大地の石と言われていますが、土や大地が様々な地層や地表を持つように、ジャスパーもオーシャンジャスパーを始め実に多彩なデザインとカラーを持つ石でもあります。オーシャンジャスパーは陸だけでなく海の影響も受けており、粒粒した模様が波の水しぶきのようにも見えます。
深い緑色はハートチャクラによい色です。オーシャンジャスパーはペンダントに最適かもしれません。ブラッドストーンを穏やかにした感じ。春から初夏にかけてよいと思います。