茜色に輝く自然銅に白いドロマイトが混ざったコッパー&ドロマイトのルースです。
とても重く・・・本当に重いです(笑)
銅といえば十円玉ですが、十円玉三枚分の重さになるようです。
(もっと重い印象がありますが・・・)
コーヒービーンズのようなカットに野性味あふれるコッパーの組み合わせ
メタリックに光る部分とそれ以外のブラウンのエリアも照りがあります。
十円玉由来の緑青が所々見えます。
裏面を表にしてもよいでしょう。
ワイルドなメタリックな輝きながらユーモラスなカットでナチュラルテイストにしています。
メンズアクセサリーにもいいでしょう。
Copper & Dolomite(銅、苦灰石)
25x12x07mm
58.1cts./15.6g
インド(製造国)
自然銅とドロマイトの組み合わせはスカルンで産出されるそうです。スカルンは石灰岩や苦灰石の地層にマグマが流れ込んで出来た鉱床。マグマの成分と反応して出来た鉱物が産出されます。
金銀銅と、金属類の一つでもある自然銅は元素鉱物。酸化によって錆びやすいですが人類が初めて使用した金属と言われています。青銅器文明などがその代表です。
アメリカのアリゾナ州には広大な銅鉱床があり、アメリカ開拓の歴史と共に銅鉱業が盛んになりました。銅の副産物や二次鉱物としてこのエリアではターコイズやクリソコラなどの天然石も採れ、アリゾナ州はこれらの石の名産地となっています。
スピリチュアル的にも物理的にも金属類はまさにパワーストーンで、アクセサリーとしても映えますが、御守りとしても持っていたくなる石です。文明の礎となるほどのパワーを持つという意味では、銅は繁栄や豊かさの象徴でもあると思います。現代では金貨や銀貨の流通は途絶えましたが、銅だけは依然として残っています。人類が最初に使用した金属であり、最後まで残る金属なのかもしれません?親しみやすく落ち着きをもたらしてくれる気がします。