ブラジルのミナスジェライス州コリント産のレムリアンクォーツです。
2019年ツーソンから登場した新しいクリスタル。
レムリアンの水晶の発掘から出て来た母岩タイプのレムリアンクォーツ。
その形からレムリアン・ルーツクォーツと呼ばれています。
水晶が成長する母岩部分に当たる、もしくは水晶が六角形に結晶化していく前の形状とも言えます。
そのためこちらは他の水晶の干渉によると思われるザクザクとした階段状のすり鉢型のキーが入っている一方で、柱面が形成されつつあり、成長線のレムリアンレッジも生えています。
また大きなキーの表面には斑点のようなグリフに覆われており
中には△の形をしたトライゴーニックやレコードキーパーのようなグリフも現れています。
表面はオイリーで潤いがあり、輝きの強さ、潤いの豊かさはあらゆる水晶の中でも極上の一品です。
サイズに関わらずグリフがはっきりとしていて、非常にメタフィジカルなメッセージ性にあふれた水晶です。
こちらは片側の柱面がしっかり出来上がっており、反対側にキーが残っています。
キー部分には△のレコードキーパー/トライゴーニックが連なって現れています。
根元に剝離面があるので、クラスターやポイントから分離したのかもしれません。
イギリスのヒーラーさんによるルーツクォーツに関する全文訳もお付けします。
Lemurian Roots quartz, Clear Quartz, Rock Crystal(水晶、クリスタル)
53x20x14mm
22.7g
Corinto, Minas Gerais, Brazil
鉱物的にも俗称にも様々な呼び名がある水晶。鉱物的には石英類(Quartz)として、その中でも透明な水晶をクリスタル(Rock crystal)、クリア・クォーツと呼んで分けられています。パワーを強化し、チャージし、エネルギーを安定させ調和させる力があります。鉱物の代表的な存在で、すべての鉱物やエネルギー体に働きかける力があります。
水晶はその昔、本当に水が鉱物になったものだと考えられていました。水晶は珪素が結晶した鉱物で、様々な鉱物を内包し、付着したものが産出されます。水晶自体も石英の一種として様々な鉱物に浸透し多くの石に輝きや潤い、強度を与えます。それはまるで水のように自由自在な浸透力のため、水晶の性質は極めて水の性質と近いものがあり、昔の人が水が石になったものと考えても不思議ではありませんし、ある意味その通りではないかとも思います。
レムリアンシードはブラジル、コロンビア、ロシアなどで発見されています。シード(種)のように母岩から離れ根を持たない状態で発見され、階段状の蝕像があるのが特徴です。ヒーラーによって古代レムリア文明の叡智が秘められているとリーディングされています。
詳しい解説をブログの方で書いています。
人類__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(1)
新しいレムリアン__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(2)
ライトボディ__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(3)
自由を求める性質_レムリアン・ルーツクォーツについての考察(4)
長い旅の終わり_レムリアン・ルーツクォーツについての考察(5)