ロイヤルブルーの輝きがほんのりと現れるラブラドライト
強くフラッシュするタイプではないですが、ルース全体に深海のような青が広がります。
このタイプのブルーのルースは光の当たる角度を合わせないと現れないため
中々気難しい所があるのですが、タンザナイトのような群青色は人気の高い一品です。
潤いを与えてくれる深い海の色、夜空の色。
裏も表と同じようにラブラドレッセンスが広がります。
滑らかに研磨されてカットされています。
Labradorite
31x15x7mm
26.1cts./5g
インド(製造国)
ラブラドライトの光は、銀河系の他の惑星から放たれた波動と共鳴していると言われています。ラブラドライトを持つと直感や洞察力が冴えるのはそのためかもしれません。
やさしい波動を放つ長石(フェルドスパー Feldspar)の一種で、一定の方向にぱっくりと割れる劈開性を持ちます。その劈開面に沿って鮮やかな光を放つラブラドレッセンスが現れます。
月や太陽を象徴し、この石の波動は宇宙からのメッセージだと言われています。歴史的になぜか民衆や集団の大きな集合意識の変化に呼応する特徴があります。
最初に発見されたのは北米のラブラドール地方。もともと寒い国の石なのです。現代ではアフリカの東にあるマダガスカル島で多く産出されています。太陽の光が少ない極めて寒い地域と、たくさんの光が降り注ぐ極めて暑い地域に顔を出すラブラドライトは、そのまま光と影を象徴しているように思います。
水の石といえば水晶ですが、ラブラドライトもかなり保水する石で、石の湿度や水分によってシラーの輝きも違うほどです。青いシラーを浮かべるブルーラブラドライトはまるで海底を切り取ったかのような光景を見せ、この石が自然の水と強い関わりがあるのを連想させます。
ラブラドライトは宇宙的な輝きと次元を超えた力を刺激する石でもありますが、青いラブラドライトに限っては意外と持ち主に潤いを与えるような保湿力があるのかもしれないと思ったりします。心や体が乾いている時はブルーのラブラドライトに強く魅かれるようです。ブルーラブラドライトの根強い人気も、この青い石が疲れた現代人の心の救いになっているのかもしれません。
いくつ集めても飽きないブルーラブラドライト。感情面でのヒーリング効果があるようです。直感を授け創造性をもたらすと言われているラブラドライトですが、ブルーの石は主に感情面や自己表現において働きかける気がします。それは対人面でも芸術面でも自分の内面に流れている感情や想いに対して直感やインスピレーションを授けてくれるのではないかと思います。海を泳ぐマーメイドのようなしなやかで軽やかなエネルギーです。