タビー状(モノリス型)のレムリアンシード
こちらはバイーア州産なのですが、レムリアン・ルーツクォーツがバイーア産ということもあって
運命を感じて入手しました(^^ゞ
お譲り頂いたのはアメリカのシャスタのクリスタルワーカーさんより。
シャスタ山というのもルーツクォーツとの出会い以降出て来るワードです。
こちらはほぼ初めて大きなタビーということもあって、理解するのに時間がかかりました。
形状の持つ意味、石のメッセージが中々わからなくて、そのためずっと近い所に居ました。
ほとんどマイコレと化していました。
まずファセットの研磨がされているのかどうか
左右のタイムリンクはレコードキーパーが見えますので未研磨です。
問題は大きなファセットなんですが、右上に光の屈折が微かに見えます。
ファセット面の下の柱面と同様の輝き、照りなので、ごく軽くポリッシュされているかもしれません。
そしててっきりスモーキークォーツだと思っていたのが、ストロベリーのように赤味があります。
リチウムが入っているレムリアンがストロベリー・レムリアンと呼ばれるクォーツなのですが
こちらも若干リチウムが入っているかもしれません。
流星のようなグリフが強烈なレムリアン・クリスタル。
このグリフのようなレムリアンレッジは一面置きに入っているのですが
それはスターブラリー/スターシード・クリスタルの特徴でもあります。
つまり、こちらはスターブラリー・クォーツでもあるかもしれないのです。
このグリフはとても深いレムリアンレッジを形成するもので、これが進むと階段のようなレッジを形成します。
星の干渉のように見えますが、熱水のような成分の浸食かもしれません。
ただなぜそれが一面置きに起こるのかわかりません。
とまあ、いろんな情報が入っているクリスタルなので、とても時間がかかりました。
根元はくびれている箇所があり、とても握りやすいです。
まるで握ってくれと言わんばかりに。
中の結晶も花が咲いたようにキラキラしていて虹も見えます。
アーシーなクォーツの輝きはとてもプリミティブでワイルド。
ブラジル産なのに米国西海岸の雰囲気があります(笑)
浄化の要らない寄せ付けないパワフルな石ですが、マイコレ化したものは水浄化してリセットしてお届けします。
Lemurian seed, Clear Quartz, Rock Crystal(水晶、クリスタル)
118x40x37mm
270g
Bahia, Brazil
水晶はその昔、本当に水が鉱物になったものだと考えられていました。水晶は珪素が結晶した鉱物で、様々な鉱物を内包し、付着したものが産出されます。水晶自体も石英の一種として様々な鉱物に浸透し多くの石に輝きや潤い、強度を与えます。それはまるで水のように自由自在な浸透力のため、水晶の性質は極めて水の性質と近いものがあり、昔の人が水が石になったものと考えても不思議ではありませんし、ある意味その通りではないかとも思います。
レムリアンシードはブラジル、コロンビア、ロシアなどで同名のクリスタルが存在します。シード(種)のように母岩から離れ根を持たない状態で発見され、階段状の蝕像があるのが特徴です。ヒーラーによって古代レムリア文明の叡智が秘められているとリーディングされています。
シード(種)なのですが、完結した一つの水晶というイメージ、純度や力強さを感じさせるレムリアンシード。マスタークリスタルと言われる所以です。ブラジルはミナスジェライス州セラドカブラルが原産ですが、近隣の同じ特徴のクリスタルもレムリアンシードと見なされています。
私自身があまり先端が好きではないので、タビーの形状にはとても安心感があります。ポイント水晶がいわば宇宙へ向けて発信するタワーならば、平板のタビーは宇宙から情報を受信する受信装置のモノリスでもあります。『2001年宇宙の旅』や『新世紀エヴァンゲリオン』で登場するモノリスは、人類に叡智を授ける装置やシステムとして表されています。
タビーはいわば水晶の柱を真っ二つに切断したようなものです。そして切断面をそれらしく研磨すればタビーが出来上がるかもしれません(わざわざそんなことはしませんが)。つまり、タビーは水晶の内面世界をファセットに持っているとも言えるんですね。水晶ポイントの先端のファセットを家の屋根としたら、タビーはビルのような建物で屋根のない建築物かもしれません。
そのタビーの形状が、クリスタルに接している時、大きなファセットからクリスタルの内部へより引き込んでくれます。レーザークォーツや先端が整った水晶が優れた発信ツールなら、タビーのクリスタルはクリスタル内部へ内観を誘います。クリスタルとのコミュニケーションがより求められると言ってもいいでしょう。
石との深いコミュニケーション、メッセージを受け取りたい方にはタビーがオススメです。またこちらのアースカラーのレムリアンはスターブラリーのようなグリフも見られ、とてもスピリチュアル。まるで地球内部に引き込まれるように内観を鍛えるでしょう。