群馬県下仁田産の国産水晶クラスターです。
ミイサイズの水晶クラスター
透明感があり、レムリアンのようなくっきりとした条線
五角形のイシスのファセットなど形の美しいポイントです。
こんなに素敵な水晶クラスターが関東北部の群馬県で採れるとは知りませんでした。
業者さんによりますと、水晶のクリーニングの技術も水晶の美観を左右することで、技術のある方によって採掘されているとか。
確かにクラスターはポイントの間に砂礫の混入が珍しくなく、除去に非常に苦労します。
こちらはとてもきれいにクリーニングされています。
国産水晶の柔らかみのある輝きが好きです。
受ける印象として、外国産の水晶が硬水だとしたら
国内産の水晶はまるで軟水のような柔らかさがあります。
ふっくらとしたポイント、条線やファセットの形がきれいで白い森のようなクラスター。
透明感に癒されます。
Clear Quartz, Rock Crystal(水晶、クリスタル)
35x34x24mm
26g
群馬県下仁田産
*普通郵便200円
鉱物的にも俗称にも様々な呼び名がある水晶。鉱物的には石英類(Quartz)として、その中でも透明な水晶をクリスタル(Rock crystal)、クリア・クォーツと呼んで分けられています。パワーを強化し、チャージし、エネルギーを安定させ調和させる力があります。鉱物の代表的な存在で、すべての鉱物やエネルギー体に働きかける力があります。
水晶はその昔、本当に水が鉱物になったものだと考えられていました。水晶は珪素が結晶した鉱物で、様々な鉱物を内包し、付着したものが産出されます。水晶自体も石英の一種として様々な鉱物に浸透し多くの石に輝きや潤い、強度を与えます。それはまるで水のように自由自在な浸透力のため、水晶の性質は極めて水の性質と近いものがあり、昔の人が水が石になったものと考えても不思議ではありませんし、ある意味その通りではないかとも思います。
透明度が高い程クオリティも高くなりますが、一方でキンキンに冷えた氷のような硬質な印象があります。国産の水晶はどこか軟水のような柔らかさがあり、硬水のエリアの水晶とは違うのかなと考えてしまいます。人は思っている以上に水の影響を受けやすいもので、育った土地の水で出来上がっているような所があります。土地が変わると水が変わる、海外に行くと現地の水が合わなくてお腹壊すことも珍しくありません。そういえば、私がヒマラヤ水晶があまり得意じゃなかったのも、インドで水を飲んでお腹を壊したことがあるせいかもしれません(二度)。激痛を伴う腹痛と高熱で死ぬような思いをしました・・・(笑)
群馬県の下仁田は下仁田ネギで有名ですが、きっとお水も美味しいのではないでしょうか。だから名産となる野菜が採れるのかもしれません。ウィキペディアによりますと、科学的に貴重な鉱山資源の産地ということで、下仁田ジオパークとして認定されているエリア。群馬県と長野県の県境の山地は関東有数の水晶の産地で鉱物ハンターたちの名所でもあります。
関係ないですが、日本は美味しいお水が採れる国。実は水晶も美味しい?良品が地下に眠っているのではないかと想像します。森に囲まれた日本の山地での鉱物の発掘は環境破壊になりかねないため、海外のような採掘は盛んではないですが、美しい水晶が日本列島の地下に眠っていても不思議ではないと思いました。