グリーンとパープルの定番カラーですが、マーキースカットが個性的。
流れる(flow)ような流線型のカットは、フローライトという石のイメージにもぴったりかもしれません。
色の発色もよく、きれいにカットされています。
ガラス質のフローライトは乾燥に弱いので、内部の結晶が目立った時は、ベビーオイルなど透明の油分に含侵させると目立たなくなります。
鉱物でもルースでも、人気の高いフローライト。
いつでも一定の需要がある石です。
多彩なカラーのバリエーションと、輝きの強さがとてもフォトジェニック
宇宙や文明、科学のような私たちの現在にも大きく関わりのある石だからかもしれません。
Fluorite(蛍石)
30x13x6mm
23.9ct./4.7g
インド(製造国)
フローライトは熱水鉱脈や温泉地帯で産出されるガラス質の鉱物です。和名は「蛍石」と言われ、原石は実に様々なカラフルでユニークなバリエショーンがあることで有名です。原石の愛好家が多いのも特徴です。
フローライトの眩い輝きは高次元に導き、ラブラドライトのようにクリエイティブな直感を助ける石と言われています。
ラテン語で「流れる」を意味する”fluere”から名づけられたフローライト。その名の通りフローライトを見ていると水の流れを見ているような気分になります。ガラス質なので乾燥により割れやすくなります。時々保湿してメンテするとよいでしょう。
天才の石と呼ばれるフローライト。宇宙の光のような人類の進化を導いて来た明晰さがフローライトの輝きにはあるのかもしれません。文明は科学の発展によって築かれますが、フローライトには人類の進歩を促すような、導くような、どこか教え諭すような魅力があります。数学や物理など理系の先生のような高度に知的な存在。私たちの脳を刺激し、閃きを促し、理性的な思考へと導きます。芸術分野でも創造や想像のインスピレーションとしても名高いフローライト。クリエイティブな部分を刺激し、眠っている意識を目覚めさせ、活性化を促しているのかもしれません。
原石は色も形もバラエティーに富んでいて、まるでそのまま私たちの意識が形になったようです。新たに発見されるフローライトもとてもバラエティー豊かで、それはまるで私たちの無限の可能性を示唆してくれているようです。
紫色は人の最も深い意識に作用する色でもあるため、紫色のフローライトは持ち主の根源にアクセスし影響を与えるのではないかと思います。