レムリアンシードのスモーキークォーツ
セラドカブラル産の物は堀つくしたようで、レアになって来ました。
スモーキークォーツも珍しいと思います。
こちらは根元にバイーア産のルーツクォーツのような大きなキー
そこにグリフも入ってますから、よく似ています。
ダイヤ形のファセットを持ち、ファセットにまでレムリアンレッジが入っています。
レコードキーパーも。
もちろん全面ノーポリッシュ。
トップは少しタビーになっています。
柱面はどの面も素晴らしいレムリアンレッジが入っていて、オリジナルはさすがだなあと思います。
こちらは2011年に発見されたファントム入りスモーキーレムリアンシードだそうです。
インクルージョンによるものではないファントムですが、いったん成長が止まってまた始まった様子がわかります。
4段階くらいあるようです。
外はスモーキーの照りやマットな質感が、中はファントムがキラキラして美しいです。
カテドラルの地割れも入りつつあり、示唆に富んだポイントです。
Smoky Quartz, Lemurian Seed
103x25x21mm
75g
Serra do Cabral, Minas Gerais, Brazil
卸元解説書付
レムリアンシードはブラジルのミナスジェライス州のセラドカブラルが原産地です。その周辺にも同様のクリスタルが発掘されています。シード(種)のように母岩から離れ根を持たない状態で発見され、階段状の蝕像があるのが特徴です。ヒーラーによって古代レムリア文明の叡智が秘められているとリーディングされています。コロンビア、ロシアのクリスタルもあります。
シード(種)なのですが、完結した一つの水晶というイメージ、純度や力強さを感じさせるレムリアンシード。マスタークリスタルと言われる所以です。ブラジルはミナスジェライス州セラドカブラルが原産ですが、近隣の同じ特徴のクリスタルもレムリアンシードと見なされています。
スモーキー・クォーツは和名が煙水晶でそのまんまなのですが、茶色をしているので水晶の中でもグラウンディングに適した石でもあります。古くから「悪霊払いの石」として有名で、邪気を寄せ付けず持ち主を護ります。マラウィやナミビアなどアフリカには良質なスモーキークォーツの産地があります。マラウィはエジリンの産地でスモーキークォーツと共生しているものもあります。
アメリカのヒーラーのJ・ドウ女史によると、スモーキークォーツは肉体に働きかける力がクリアクォーツよりも強く、エネルギーの影や不透明な部分に浸透しやすいとのことです。パワフルで明晰さを象徴しています。
クォーツの色の違いを見ていると、まるで人種のようだなと思うことがあります。スモーキークォーツを見ていると黒人種を思い出しますし、シトリンは黄色人種?鉱物は地球の内部にあり、人種の方が地上で後から作られたのですから。
ブログでも書きましたが、レムリア文明の根底を支えているイメージのあるスモーキーレムリアン。数か月前に入荷したばかりですが、今この時期に希少なスモーキーレムリアンがやって来たのは不思議な気がします。混血していますが、米国同様ブラジルにもたくさんアフリカから黒人が連れてこられ、ミナスの鉱山労働に従事していたそうです。
ピュアレイ(レムリアン・ルーツクォーツ)登場以後の元祖レムリアンシードに対する概念は、違ってきているように思います。ピュアレイが子供のような純真さを持つレムリアンだとしたら、セラドカブラルの分厚い年季の入った皮のような表面のレムリアンシードは、大人や老人のような知恵や落ち着きを感じさせます。ピュアレイはレムリアン文明の始まり、セラドカブラル産はレムリアン文明の完成を意味するクォーツだと思います。