レムリアン・ルーツクォーツ「ピュアレイ」のクラスターです。
2019年ツーソンから登場した新しいクリスタル。
日本では「ピュアレイ」として流通するようになりました。
実はピュアレイの真髄は、クラスターにあるのです。
クラスターが眩いばかりに美しく、息を飲むような輝きです。
ポイントになると表面にレッジが現れ成長して行き、輝きが内側に籠るようになります。
そのため原石タイプの方が強い輝きを放っていたりします。
それがクラスターのポイントだととっても若々しくて、原石タイプのようにキラキラ輝いているんですね。
なぜだかわからないのですが、ただピュアレイのクラスターはポイントが外れやすいという特徴があります。
イギリスでは"Key Code of Freedom"とも呼ばれるピュアレイの原石。
クラスターから分離しやすいピュアレイのポイントは、とても自由への意思が強いというか。
(まだ出たばかりの頃にピュアレイから「自由」のキーワードを探り当てたのはさすがだなと思いました)。
まるで赤ん坊や子供がじっとしていられずに動きだしたり走り出したりするように離れていきます。
実はこちらも業者さんのご提案の時にポイントが一本離れてしまったんですね(
こちら)。
元は3本のクラスターでした。
こちらは両方ともタビーですが、雌雄のようにクロスしていてハサミのような形。
根元を同じくするツインソウルのように見えなくもありません。
「私たちはハサミのような夫婦。鋭いけども互いを傷つけあわない」という某ミュージシャンの言葉を思い出します。
そこから大きく成長したポイントがクラスターから離れて独立したのも、ピュアレイらしいなと思います。
独立、自立、自由。そしてリリース(手放すこと)。
ピュアレイのメッセージです。
途中に白い帯がまるで降り積もった雪のように見えます。
ここから再成長したのだろうと思います。
ルーツクォーツは、レムリアンシードの大きなクラスターの根元から採れたクォーツ。
通常水晶の母岩は白く濁っていて不透明なものですが、バイーア州のアレグレ鉱山のものは輝くように透明なのです。
原石だけでなくポイントやクラスターも発掘されており、バイーアのアレグレ鉱山のものをレムリアン・ルークォーツまたは日本でのブランド名「ピュアレイ」として呼ばれています。
表面はオイリーで潤いがあり、シルバーのような光沢のある輝きがあります。
サイズに関わらずグリフがはっきりとしていて、非常にメタフィジカルなメッセージ性にあふれた水晶です。
Lemurian Roots quartz, Clear Quartz, Rock Crystal(水晶、クリスタル)
71x40x37mm
65.5g
Alegre mine, Bahia, Brazil
卸元解説書付
レムリアンシードはブラジルのミナスジェライス州のセラドカブラルが原産地です。その周辺にも同様のクリスタルが発掘されています。シード(種)のように母岩から離れ根を持たない状態で発見され、階段状の蝕像があるのが特徴です。ヒーラーによって古代レムリア文明の叡智が秘められているとリーディングされています。コロンビア、ロシアのクリスタルもあります。
ピュアレイは、レムリアンシードの鉱床のクラスターの根元に生えたポイントです。ブラジルの鉱床はとても巨大なため、クラスター群の根元にもポイントやそれに近い形の水晶があるのですが、ほとんどが不透明なのでピュアレイのような透明な石は稀です。
ミナスジェライス州北部のバイーア州アレグレ鉱山で発掘されています。レムリアンシードのレーザーの主産地であるディアマンティーナのあるエスピニャッソ山脈の北にあり、同じ鉱脈の可能性もあるようです。
詳しい解説をブログの方で書いています。
人類__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(1)
新しいレムリアン__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(2)
ライトボディ__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(3)
自由を求める性質_レムリアン・ルーツクォーツについての考察(4)
長い旅の終わり_レムリアン・ルーツクォーツについての考察(5)
ポイントが離れてしまったピュアレイのクラスターを見ると、まるで水晶が自ら離れることを意図したかのように、物理的に重なり合っている部分よりも大きくキーが入っていたりします。
離れて行く方のポイントに接地部分よりも大きなキーが入り、まるで段階的に溝を深くし、ロケットのように切り離されて飛び立とうとしている様にも見えました。
多くのキーが見られるルーツクォーツには、独立心や自由への意思がとても強いのかもしれません。
人間でいうならアダルトチルドレンやインナーチャイルドのようなピュアレイ。現代人の抱える傷を癒すようにやって来たピュアレイは、地球が私たちにそっとギフトを贈ってくれているかのようです。