バイーア産のレムリアンシードのポイントです。
こちらは2019年年末の入荷のストックで、ダウポイントを集めたものです。
初期に出回っていたルーツクォーツ「ピュアレイ」の光を内包しています。
最近のバイーア産のレムリアンシードは、セラドカブラル産によく似た物もありますが
初期のルーツクォーツやピュアレイは、独特のフレッシュでピュアな輝きがあります。
初期のフレッシュな感じを残しながら、元祖セラドカブラル産のようなすりガラス状でシルクサテンのような滑らかな手触り。
ファセットは全面研磨されていますが、メインファセットの大きなダウクリスタル。
柱面はルーツクォーツ由来の大きなキーにトライゴーニックと、シルクのようなレムリアンレッジの面があり、輝きが強く多彩です。
まるでロケットの噴射口のように大きく開いた階段状の見事なキーを見ると、クラスターから離れようとする自由への意思の強さと、石のスピリットの気高さを感じます。
握りやすい形、上質なシルクのような手触り
バイーア産のレムリアンは、そこにあるだけで心が洗われるような癒しの響きがあります。
Lemurian Roots quartz, Clear Quartz, Rock Crystal(水晶、クリスタル)
84x38x30mm
135g
Alegre mine, Bahia, Brazil
レムリアンシードはブラジルのミナスジェライス州のセラドカブラルが原産地です。その周辺にも同様のクリスタルが発掘されています。シード(種)のように母岩から離れ根を持たない状態で発見され、階段状の蝕像があるのが特徴です。ヒーラーによって古代レムリア文明の叡智が秘められているとリーディングされています。コロンビア、ロシアのクリスタルもあります。
バイーア州産の新しいレムリアンは、ミナスジェライス州北部のバイーア州アレグレ鉱山で発掘されます。レムリアンシードのレーザーの主産地であるディアマンティーナのあるエスピニャッソ山脈の北にあり、同じ鉱脈の可能性もあるようです。
ピュアレイは、レムリアンシードの鉱床のクラスターの根元に生えたポイントです。ブラジルの鉱床はとても巨大なため、クラスター群の根元にもポイントやそれに近い形の水晶があるのですが、ほとんどが不透明なのでピュアレイのような透明な石は稀です。
詳しい解説をブログの方で書いています。
人類__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(1)
新しいレムリアン__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(2)
ライトボディ__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(3)
自由を求める性質_レムリアン・ルーツクォーツについての考察(4)
長い旅の終わり_レムリアン・ルーツクォーツについての考察(5)
独特の厚い皮のような表面を持つ水晶が産出されると、バイーア産の水晶はやっぱりレムリアンシードだなと思います。他の水晶のどの産地でもこんな皮膚を持たないというか、世界中の水晶を知っているわけではありませんが、まるで生き物のように特別な表皮を持つクリスタルですレムリアンシードは。
その分厚い皮の下に隠れて内側の光は届きにくいのですが、そんな分厚い皮を持ちながらもそれでも神々しい光が漏れて来るのがわかります。コロンビアンレムリアンのような突き刺すような光線はなくても、きっと同じくらい強い輝きを持っているのだろうと思います。
この分厚い表皮は、成長と同時に起きたのか、それとも成長した後に覆われ始めたのかわかりませんが、レムリアンシードが一般的な水晶と違ってさらに表面も独自の成長が進んでいる証拠だと思うのです。まるで老人の深い皺のように深く刻まれたレムリアンレッジやステップ。皮膚下の細胞膜のような柱面の表面は、植物のように成長し結晶面も生き物のような皮膚を持つレムリアンならではの成長過程です。
レムリアンシードの独自性は、何より水晶の表面に独自の痕跡を持っていることだと思います。レムリアンレッジだけでなく、細かい細胞膜のような表面もよく観察してみると、レムリアンシードがなぜこのような生き物のような皮膚を持つのか、何を伝えようとしているのか、レムリアンシードの価値がより実感を持って伝わって来ると思います。