ペルー産のジェムシリカの原石です。
キラキラした粒粒のドゥルージーな結晶が、滝のように見えるロックタイプの原石。
細かい粒粒のドゥルージーとジェムシリカの鮮やかなターコイズブルー、劈開質のキャメル色の母岩との組み合わせがとってもゴージャスです。
ドゥルージーの結晶はジェムシリカの地層の内部で成長します。
中々両方きれいに見られるものばかりではありません。
癒しの力がとても強く、海の女神のような女性性の高い石だと思います。
アマゾンの森深くに秘密の滝や泉を見つけたような、神秘的な雰囲気です。
様々な混合成分との共演が大きな岩のなかで観察出来るのも魅力です。
銅鉱床で産出されるので、マラカイトのような他の二次鉱物も見られます。
置き石や水石のようにインテリアとしても場の雰囲気を気持ちよくしてくれるでしょう。
リビングのテーブルの真ん中に装飾として
デスクの上に疲れた時の癒しとして
手に取っても重すぎず、置いても軽すぎないちょうどいいサイズ。
お花のように枯れることもないのでオススメです^^
Gem silica -Azurite, Chrysocolla & Tenorite
80x73x63mm
522g
Peru
ジェムシリカはクリソコラやマラカイトに珪酸(シリカ)成分であるカルセドニーやクォーツが染み込んで強度が硬化されたものをいいます。カルセドニーが染み込んでいるものはクリアでアゲート質になります。クォーツ化したものはより硬度が高くなります。
それぞれ「クリソコラ・カルセドニー」「クリソコラ・クォーツ」などとも呼ばれ、ジェムシリカはその中でも宝石質の美しさを持つ特別な石を指します。
ジェムシリカはアリゾナやペルーなど現在のところアメリカ大陸でしか採取されていない希少石です。類似した天然石に同成分の複合石であるクォンタムクアトロシリカがあります。石の定義や解釈は発掘現場と流通市場によって異なることもあります。
これらの石はまだ新しく発見された鉱物なので、これからの時代の新しい役割や使命を担っているように思います。従ってそれがどのような役割なのかはこれから明らかになっていくことで、まだ未知の可能性を秘めている石です。この石の成分や石の定義が複雑なように、その役割や効能も多岐にわたりまだ解き明かされていないように思います。これからこの石の持ち主となる人の人生によって体現され検証されて行くのでしょう。
これまでターコイズが担っていた古い時代の役割がクリソコラに遷移していると言われており、その中でもジェムシリカは新しい地球の未来を率先して牽引している印象があります。そのような役割を担う魂のグループに求められ届けられて行くようです。
ジェムシリカは現在の所ペルーやアメリカのアリゾナ産に限られており、カリブ海を挟んで環太平洋造山帯に位置します。火山活動や造山運動が盛んなエリアで鉱物も多く生成されたのでしょう。日本も反対側の環太平洋造山帯に位置します。次世代の石とも言えるジェムシリカの産出スポットは現在地殻変動が活発なエリアで、環太平洋造山帯の活動が次の時代の新しいゲートになるのかもしれません。ジェムシリカのメッセージはいわば次の時代の扉の鍵のようなものかもしれません。