ハーキマーダイヤモンドそっくりな中国・四川省産の両剣水晶
カーボン(グラファイト)が内包されています。
四川水晶とも呼ばれています。
ヒマラヤ山脈の東端にあたる中国四川省。
同じく西端のパキスタンでも、黒い内包物を持った同じ形の石が採れます。
パキスタン産は、オイル・イン・クォーツで、四川水晶はカーボンだそうですが、こちらのように黄色いオイルが入っているようなので、全く同じ石の同じ成分かもしれません。
どちらもヒマラヤ山脈の造山活動、インド亜大陸とユーラシア大陸との結合によって生まれた鉱物なのでしょう。
とても透明度が高く、しかも両剣。
エレスチャルやセプターのような二連の水晶。
レコードキーパーもたくさん入っています。
オイル・イン・クォーツは蛍光するので、こちらも蛍光するかもしれません。
ミニポイントの両剣の四川水晶はたくさん産出されますが、こんなに透明度が高いものはレア。
そして、先端部を貫通させてペンダントに加工されています。
ネックレスを付ければそのまま身に付けられますし、バチカンを取ってマクラメやワイヤーラッピングなど、お好きなアクセサリーにもご利用出来ます。
サイズはL,M,Sの三種類ありまして、こちらはMサイズになります。
とってもハイクオリティな輝きで虹も見えます。
小さいながらパワフルでスピリチュアルなクォーツです。
Graphite in Quartz(カーボン入り水晶)
28x11x9mm(石のサイズ)
4g
中国・四川省産
クォーツには様々な成分が入っているものが発見されています。水入り水晶はオイル入り水晶など鉱物以外の成分が入った水晶も近年は貴重な水晶として人気があります。黒いインクルージョンのオイルやカーボン入り水晶は、ヒマラヤ山脈の東と西でなぜか両錐水晶に入っています。水晶の生成過程に何か関係があるのかもしれません。オイルは紫外線で蛍光するものもあります。
オイルやグラファイト入りの両剣水晶は、ヒマラヤ山脈地帯で発掘されています。パキスタンや中国だけでなく、北のチベット沿いでも、チベタンクォーツとして四川水晶にそっくりなクォーツが発見されています。
チベタンクォーツとシチュアンクォーツ(四川水晶)は、共に中国人業者によるため、しばしば産地が混同されます。
完全性の象徴とも言える両剣水晶。成長し切った完璧な姿はどこか人工物にも似たものがあり、まるで電池のように両極を持つ形状は、電池のようにエネルギーを蓄え、とてもパワフルです。
アンシンメトリーや動きのある形状の石の方が形として面白く、完全な形の両剣水晶は少し面白みに欠けるかもしれませんが、とても高エネルギー状態にある石なので見過ごせません。中国大陸で比較的産出されますが、特にカーボンやタール入りの両剣水晶は、ヒマラヤ山脈特有の石で、大陸の成り立ちと共に気になる石でもあります。
同じ両剣でカーボン入りのチベタンクォーツは、中国や日本のアジア文明の起源のスピリットであると言われており、四川水晶もその一つだと思います。墨を思わせるインクルージョンと、強い光のクォーツは、陰陽(タオ)の概念の表れのようです。
炭(カーボン)は魔除けや邪気払いにも最適で、パワフルな両剣水晶に入っていますから、護符にもなるような力強さです。大きなサイズはペンダントに、ミドルやスモールサイズはブレスレットやイヤリングなどにも加工すればぴったりなサイズ感です。