シリウスアメジストのミニポイント。
オマケ用にたくさんあるロットの中から見つけた存在感のあるポイント。
シリウスアメジストのようなエレスチャルやねじれはありませんが、色も輝きが素晴らしく、形も立派です。
ファセットにはレコードキーパーも入っているのですが、トライゴーニッククォーツとレコードキーパーが重なったような、菱形のグリフがあり。
ロシレムにも見られるものです。
コロンとしたシード(種)状の形も特徴があります。
シリウスアメジストはブログにも書いてますのでなるべく在庫に持っていたいのですが、業者さんの所にも手頃なサイズがほとんどありません。
極端に大きな物と、極端に小さい物はあるんですけどね...
アフリカ大陸を分断する大地溝帯上から産出されるアメジスト。
シリウスと名付けられたのはD・ガイガー氏によるものです。
シリウスアメジストの構造について、
ブログに書いてありますので、ぜひご参照ください。
Amethyst (紫水晶)
26x19x15mm
8g
Baobab Mine, Kitui County, Kenya
タンザニアやケニアのアフリカ東部の大地溝帯では、近年とても興味深い水晶が発掘されています。タンザニアでは、モンドクォーツ、ケニアではシリウスアメジストのような、独特の進化を遂げているような水晶体です。
アフリカではモンドクォーツやザンビアのホワイトクォーツ以外にクリアクォーツの情報があまりないですが、アメジストはナミビアやザンビアなど他の地域でも比較的高品質のものが採れるようです。
アフリカのアメジストは小さい物が多く、ケニアのシリウスアメジストのような大きな水晶はとても珍しいです。また、クラスターのように横に並ぶのではなく、縦に螺旋状に成長するのも独特です。そのため成長の方向がねじれてグィンデルになっており、覆われるようにエレスチャル化したりします。
独自の成長過程が非常に珍しいシリウスアメジスト。アフリカの水晶には目が離せません。
マザーアースのアメジスト・トライゴーニックやシリウスアメジストなど、強いメッセージを持っているアメジストとの出会い。自然放射線を浴びているので、より地球の、惑星のエネルギーをメッセージとして受け取っている、貯蓄しているのでしょうか?モンドクォーツや水晶にも多くのヒントがありますが、アメジストは水晶とは違う別の次元の開き方のような気がします。
もっと地球の内奥から来るような、たとえば水晶が宇宙からのメッセージを強く宿しているとしたら、アメジストは地球の内部からのメッセージを強く持っているのかもしれません。それはアメジストが愛の石と言われるように、地球の愛に満ちたメッセージなのかもしれません。
シリウスアメジストの持つDNA構造は、私たちのDNAにシンクロするものがあると思います。鉱物と人は意外と遠くなく、私たちの体内成分には鉱物の成分がたくさんあり、健康を維持し私たちを構成する一部でもあります。