コンゴ産のシトリンのクラスター。
コンゴやザンビアなどアフリカの大地溝帯の南のエリアでは、いかにもアフリカらしい太陽いっぱいの明るいシトリンが採れますね。
シトリンの多くは加熱処理で色を出しているので、天然のシトリンはとても貴重です。
コンゴ産のシトリンは天然のものが流通しています。
最近ではクンダリーニクォーツと呼ばれる根本にたくさんの小さなクラスターを抱えたアバンダンスのシトリン。
アバンダンスのシトリンはこの産地だけかもしれませんねえ。
大きなクラスターはレアだと思います。
底面は研磨されていないのに滑らかで、直置き出来ます。
たくさんのポイントが密集したブーケのようなクンダリーニクォーツのクラスター。
渦を巻くようにそれぞれのポイントが内側に向いています。
メインポイントの内部には華やかな虹も出ます。
クンダリーニは基底のチャクラで、シトリンが示す太陽神経叢の第3チャクラではありません。
ここはルートチャクラと呼ばれる第一チャクラで、赤色に象徴されます。
植物的なフォルムで、根本のベースがしっかりしているため、クンダリーニと呼ばれているのでしょうか。
CITRINE(黄水晶)
100x60x59mm
273g
Lwena, Congo
石英の中で黄色い水晶をシトリン(黄水晶)といいます。名前の由来は黄色い柑橘類のシトロンから来ています。六角柱の形状が多いため、ポイント型でも発掘されます。天然のシトリンはとても少ないため、放射線処理されるものが一般的です。熱処理がされていなシトリンはブラウンカラーに近く、自然なシトリンは稀で貴重な一品です。
シトリンは自然の放射線を受けて色変化を起こしていると言われています。ブラウンやイエローカラーのシトリンは、現世利益やグラウンディングに適したクォーツ。同じ原理で紫色になったアメジストが霊感や愛の石なのと対照的で、現実的、肉体的レベルで発揮されると思います。
古来より強力な金運をもたらす石として信じられ、商売繁盛や富を運ぶ「幸運の石」として重宝されている鉱物です。神経をリラックスさせ、ストレスから解放する力があると言われています。
黄色やブラウン味が強いシトリンはとても力強いですが、真鍮色のシトリンもフェミニンで大好きな輝きです。花束のようなアバンダンスのクンダリーニクォーツは、豊かさを意味するアバンダンスとシトリンの現世利益的な効果も相まって、ポイント部分は短い物が多いのにも関わらず、とても人気が高い石です。
蓮の花をバックにお釈迦様が座禅を組んだ姿のようなクンダリーニクォーツ。お釈迦様の黄金像のイメージも浮かびます。ヨガの名前が付いたのは基底のチャクラからエネルギーが上に向かって広がるようなイメージがこの石にあるからかもしれません。
アバンダンスのクラスターですから、豊かさの象徴のようなクリスタル。王冠のようなゴールドの輝きとどっしりとした存在感が、持ち主に確かな経済観念をもたらしてくれそうです。つゆだく色のシトリンは、黄金色のシトリンよりも渋さがあって、老舗のように長く続く伝統的な財運、受け継がれる富などを示しているかもしれません。