ブラックトルマリンの結晶原石です。
こちらはまるで木炭のような黒さに、マイカや長石のような白い雪のような結晶が共生しています。
柱状の原石に結晶の溝がとてもシャープで、トルマリンらしさを感じます。
木炭のような石なのですが、色や形が似ているものは、影響も似ている気がします。
木炭は消臭効果、空気や水の浄化などの効能がありますが、ブラックトルマリンの効能にも同じ表現が見られます。
石の場合は、メンタルな領域で働きかけるのではないでしょうか。
ブラックトルマリンや木炭は、嫌な臭い=エネルギーを吸収する作用があるように思います。
吸収作用が強いので、気になる場所に置いたり、疲れている時に癒しにするのもいいと思います。
クリスタルの近くには置かない方がいいかもしれません。
よい気も吸ってしまいそうなので。
Tourmaline(電気石)
41x40x34mm
86g
Shigar, Skardu, Gilgit-Baltistan, Pakistan
和名で「電気石」と呼ばれるトリマリン。由来はこの鉱物が端と端で異なる結晶を持つため、加熱すると帯電することから来ているそうです。多くの成分や元素を含む複雑な化学構造を持つ鉱物で11種類もの異なるタイプがありますが、その中でもブラックトルマリンが自然界のトルマリンの95%を占めます。
トルマリンの名前は「ジルコン」を意味するスリランカのシンハラ語から由来します。内分泌系のバランスを整え細胞の再生や肥満を解消する力があると言われています。
ブラックトルマリンは、別名「ショール」とも呼ばれています。トルマリンの中では宝石的な価値はありませんが、空間の気を浄化する、活性化するパワーストーンとして人気があります。
J・ダウ氏によりますと、トルマリンは「与える石」だとか。触媒作用があり、エネルギーを放射させ与えて行く性質があるらしいです。また、ガンに罹患した子供がグリーントルマリンを好む傾向があり、トルマリンのエネルギーの恩恵を受けているのだとか。電気石と呼ばれ、一時期健康グッズにトルマリンブレスが大人気だったのも、トルマリンがエネルギーを与え、誘発させる作用があるからなのかもしれません。
また、そうした傾向から、トルマリンは「気を使いやすい人」に好まれ、最適な石なのだそう。ガンになりやすい人は気を使い過ぎる人が多いらしく、日本人にガンが多いのもそういう性質が災いしている面もあるのかもしれません。エネルギー枯れを起こしやすい人、神経や気をすり減らしやすい人にはトルマリンのパワーは強い助けになるでしょう。
モリオンのような邪気払いの石と違って、トルマリンは触媒作用でエネルギーを転換し味方に付けるような働き方が見えますので、弱っている人、疲れやすい人にはうってつけかもしれません。特にブラックトルマリンは吸収作用に優れていますので、マイナスのエネルギーを感じている時に身近にあるといいと思います。