内モンゴル産のカルサイト&ヘマタイト・イン・クォーツ。
ヘマタイトはスペキュラライトとも呼ばれています。
まるで羽根のようにヘマタイトが結晶して混入してるのがProtective Channeling Wandの特徴。
カラスの毛っぽいなと思います。
同産地のヘデンバーカイト・イン・クォーツとよく似た形をしています。
植物のように枝分かれしたように生えているポイントが特徴です。
トップ下真ん中の表面に欠けがあり、透明な中身が見えます。
下の画像4枚目で確認出来ます。
こちらは撫でるとキンキン音がするシンギングクリスタル。
よい音が出るのです。
販売済みの
こちらではお客様のご感想も掲載しています。
シリウス・ソウル・クォーツのカテゴリですが、表面がカルサイトに覆われた不透明でヘマタイトの付着があるものは特別にProtective Channeling Wandと区別しています。
Protective Channeling Wandとは、守護を得るためのチャネリングワンドという意味でしょうか。
アイアンローズのようにヘマタイトが付着し、カルサイトに浸食された内モンゴル産のクォーツで目にした名前。
高次元とグラウンディング、上と下への繋がりを強くするのだそうです。
実は私のシリウス・ソウル・クォーツとの出会いを導いたのも、Protective Channeling Wandからでした。
ヘマタイトが守護や防御の働きをし、カルサイトがヒーリングやチャネリングを促します。
レーザー状の細いワンドは、高次元へのアクセスやナイフのような武器のイメージ。
同時に二つの役目を持ったとてもスピリチュアルなアイテムです。
Calcite in Quartz Crystal, Hematite/Specularite(カルサイト、ヘマタイト/スペキュラライト付水晶)
98x30x22mm
54g
Hexigten Banner, Chifeng City, Inner Mongolia, China
(中華人民共和国内モンゴル自治区赤峰市)
内モンゴルといえば中国国内の自治区なので、あまり目立った情報はないのですが、内モンゴル自治区の形が日本列島とよく似ていることをご存じですか?この地の一連の水晶を集めて見えて来たのは、内モンゴルの赤峰市の鉱山地帯は、ヘデンバーガイトの鉱床があるのではないか?という直感です。
ヘデンバーガイトは和名は灰鉄輝石といい、輝石グループで翡翠輝石の仲間でもあります。石灰質の変成岩や石灰岩の交代によって形成された鉱床に多く見られるため、カルサイトの影響が強いです。
中国は四川省にもアンモナイトの化石が見つかっており、古代中国大陸は海だった可能性があります。また、新疆ウイグル自治区のトルファン盆地は、中国大陸の深奥部にありながら、なぜか世界第4位の海抜の低さです。内モンゴルの水晶にはカルサイトの影響が強く見られ、海中の貝類の死骸によって形成された石灰層が形成された白亜紀にこの辺りまで海だったのではないかと思います。
内モンゴルのような内奥は、中国大陸のテチス海の最北端で浅瀬の海だったと思われます。そのため一番古い海の記憶を残している可能性もあります。アメリカ大陸の内陸部のユタ州が古生物の化石が豊富なのと同じです。
中国大陸南部まで、パンゲア大陸時代にテチス海という古代内海が広がっていましたが、内モンゴルやダルネゴルスクの辺りまで、海水は来ていたのではないかと思います。中国内陸部までアンモナイトの化石が発見されており、中国南部の平野部にまるで削られたように高低差の山々があるのは、海水の侵入による影響かと思います。海水が侵入したエリアは貝の死骸によるカルサイトを蓄積しますので、カルサイトの影響が残る鉱物が生成されたのかなと思います。内モンゴル産にカルサイトの干渉が多くみられるのは、この地までも海水が来ていたのではないかと思うのです。
プロテクティブ・チャネリング・ワンドを紹介していた海外のヒーラーさんも、数年前にツーソンで見つけた時どうしても目が離せなくなったと言っています。シリウスの力が強くなる初夏と初冬。プロテクティブ・チャネリング・ワンドも存在感を増しています。