2022年10月に新発掘された南アのフェアリークォーツ
コレクションしやすいサムネイルサイズです。
昨年のミネショのニューカマー。
特に新しい大きな動きが感じられないミネショでしたが、こちらのフェアリークォーツだけヒットしました。
スピリットクォーツと同じ産地で新発見された鉱物
南アはレッドヘマタイト・イン・クォーツの名産地
そのレッドヘマタイトにヘマタイト、リモナイトなどクォーツに付着もしくは共生しがちな成分に覆われ、さらにその上にドゥルージーのクォーツの結晶が成長し、キラキラと輝いています。
ブッケンハウト・ジャスパーの産地のブッケンハウトの近くですが、100km以上は離れています。
妖精のクォーツという名前がぴったりの森や自然の妖精感溢れるフェアリークォーツ
これまでのフェアリークォーツと違ってとってもカラフルで、よりファンタジックな印象です。
Fairy Quartz(水晶、クリスタル)
56x28x23mm
24.8g
Boekenhoutshoek, Mpumalanga, South Africa
一般的にはカクタスクォーツと呼ばれていますが、南アフリカ産のものはスピリットクォーツと呼ばれています。スピリットクォーツのカラーが南アフリカで有名な洗剤「スピリッツ」の色によく似ているからだとか。偶然とはいえ、精神や(死者の)魂を意味するスピリットという名称がこの石に付けられたのは示唆的だと思います。
ブッケンハウト・ジャスパーはメロディ女史のケセラストーンやスーパーセブンなどのグランドフォーメーション・ストーンの一つに数えられています。スピリットクォーツの母岩がメタフィジカルなストーンである意味も大きいと思います。
スピリットクォーツはポイント周りに小さなクラスターが形成されているクォーツ。先端しか見えないためわかりにくいですが、ポイントはジェネレーターが多く、またその先端はカテドラルを形成しているものが多いです。そのためトライゴーニックなどの印が見られることもあります。
フェアリークォーツは色のないカクタスクォーツ/スピリットクォーツや白いドゥルージークォーツの名称でもあります。
スピリットクォーツの母岩であるブッケンハウト・ジャスパーがグランドフォーメーション・ストーンとしてヒーラーによって特別な石であるとリーディングされているように、スピリットクォーツは見た目の素朴さからは気づかない程メタフィジ的に特別な石だと思います。
スピリットクォーツやフェアリークォーツが白く天頂のエリアに働きかけるのに対し、フェアリークォーツ2022は赤く身体やより地上に近いエリアのフェアリーだと思います。菌類を連想させる色味。粘菌類が全ての生き物を支配しているとも言われ、植物や生き物のスピリットの根源のようなイメージ。コロナ禍が始まってから登場した新種の鉱物ですが、今の時代にぴったりの召喚されたようなクォーツ。
グランドフォーメーション・ストーンとしても使うことが出来ると思います。よりアーシーなイメージの石で、植物のように根を張って大地に繋がるルーティング(rooting)になるのではと。菌類や微生物のイメージは、植物の意識に繋がります。グラウンディングよりもさらに地中の地球意識に同調するのを助けると思います。
植物という繋がりで、シリウス的なものを感じます。南アは大地溝帯の最終地点で、フェアリークォーツの産地の東まで亀裂が入っているようです。フェアリークォーツやスピリットクォーツも、シリウス系の鉱物としてカテゴライズしてもよいかもしれません。