とても美しいブルー・フローライトが入荷しました。
世界的にもブルーフローライトの産地は珍しいと思うのですが、中国は内モンゴル自治区や福建省、浙江省など数か所でブルーフローライトが産出されます。
こちらは詳しい産地はわかりませんが、いずれかの産地だと思われます。
光にかざすと色味が鮮やかになります。
研磨してもいいと思います。
透明感が出て色味がわかりやすくなると思います。
Fluorite(蛍石)
38x29x25mm
36g
China
フローライトは熱水鉱脈や温泉地帯で産出されるガラス質の鉱物です。和名は「蛍石」と言われ、原石は実に様々なカラフルでユニークなバリエショーンがあることで有名です。原石の愛好家が多いのも特徴です。
フローライトの眩い輝きは高次元に導き、ラブラドライトのようにクリエイティブな直感を助ける石と言われています。
ラテン語で「流れる」を意味する”fluere”から名づけられたフローライト。その名の通りフローライトを見ていると水の流れを見ているような気分になります。ガラス質なので乾燥により割れやすくなります。時々保湿してメンテするとよいでしょう。
スターブラリークォーツからホワイトアメジストの流れで宇宙意識が高まった2023年後半。宇宙色で幾何学的な結晶を持つフローライトもとても気になる石でした。といっても、リリースしていたのは海や空を思わせる自然派なフローライト。こちらも透き通った海のようなシーブルーがとても印象的で人気の高いフローライト。
中国はとても大きな大陸ですが、とても海抜が低く、海抜25m以下が内陸の奥地にまで広がります。西の砂漠地帯の方まで海抜0地帯があったり、内奥までアンモナイトが発見されています。もとはほとんどが海だった場所。ブルーフローライトの産地が多いのと関係あるかもしれません。貝殻によって出来るカルサイト系の影響もあるのかな?と思ったりします。表面が白く覆われていたりしますので。海の癒しのような特別な色味も。