バイーアのホワイト・ファントム
シャーマンダウです。
少しポイントに凹みがありますが、ふっくらとしたボディと透明感は
ファントムがとてもよく映える理想的なシャーマンダウ。
メインファセットにレコードキーパーも複数あるようです。
背面のファセットはクォーツの粒子の跡?なのかわかりませんが
縦横に走っていて、グリフのような図案を感じさせる模様になっています。
不思議です。
後方の柱面には、ポイントが重なっていたのか
真ん中から少し下がっている部分があります。
二連の山が浮かび上がるシャーマンダウ。
蜃気楼のように空に浮かぶ幻のような白い山
幾重にも重なる白いファントムが雪景色のようで幻想的です。
白さがあるのに青い光を放ちます。
シャーマンダウは、七角形と三角形で形成されたファセット。
さらにもう一つの水晶のようなファントムを持ちます。
J・ダウさんによって命名され、水晶の最も美しい形とされています。
その名の通り、シャーマニックな精神性を感じさせる石。
まずポイントの形が最もバランスが取れていて美しいですし、そこにホワイトファントムの白さ、雪山のようなファントムが幻想的なイメージを刺激します。
こんなに形を整えて、しかもファントムが形成されるような規則的な成長は、どこか自らを律しているような潔癖さがあって。
セルフスタンディングや自律というキーワードが浮かびます。
Phantome Quartz Crystal
50x19x18mm
31g
Bahia, Brazil
水晶が成長していく過程で、地殻変動などの外的要因で一時的に成長が止まり、その上に粒子のようなクローライトやヘマタイト、気泡や水などが付着し、再度成長を始めたためクリアな水晶の内部で成長途中の面影が残っているのがファントムクォーツです。ゴーストクォーツとも呼ばれます。どちらも水晶の中で幻影が浮かび上がっているように見えることから名づけられました。
一度止まったものが再び成長を始める、またその過程が記録され見ることが出来るため、スピリチュアル的な意味を与えられることが多いクォーツです。
シャーマンダウは、さらに七角形のファセットと三角形のファセットが交互に見られるダウ・クリスタルにファントムが入ったもの。ダウ・クリスタルはチャネリング・クリスタルとも言われますが、水晶の最も美しい形と言われ、ジェイアン・ダウ史によって命名されました。
J・ダウ先生は私が敬愛するストーン・リーダーであり今は亡きヒーラーで、ダウ先生の著作にはとても共感しました。それ以来私の中でシャーマンダウは憧れの石...見つけた時はいつも少なからず衝撃が走るのが不思議です。
画像では少しわかりにくいですが、表面は年季の入った古びた感じですが、中はとっても透明で一面に虹が出るほどです。そのギャップがレムリアンやシャーマンダウの魅力の深さなのかなと思います。
ホワイトファントムを見つめていると、暗い所で目を瞑ると残像が蘇ります。ファントムならではでと思いました。目に焼き付くということは、脳裏にも焼き付いてるのではと思います。
きれいなピラミッド型のファントムを見ていると、ファントムは過去生のような記憶や集合意識の記憶のようなものも象徴している気がします。自分の中にある秘められた記憶にアクセスするのを促すかもしれません。