深い青と緑が混じった芸術的なクリソコラです。
日本画の大家東山魁夷の作品のような
日本画の筆遣いを思い出します。
私たちの深い意識にこのような青や緑の光景を
懐かしく思うような何かがあるのかもしれません。
もののけ姫にような
古代日本の原生林の色なのかもしれませんね。
こちらは表面はきれいに加工されており
薄く引き延ばしたような平たいルースです。
硬度が低いので扱いに気を付けたい所です。
アクセサリーにするのもいいですが
手に取っていつまでも眺めていたくなるルースです。
鉱物名___Chrysocolla
サイズ___41X30X05mm
重さ____41.10./8.2g
石の処理__非加熱
原産地___アフリカ
クリソコラは銅鉱床にマラカイトなどの他の鉱物を伴って産出される混合鉱物です。硬度が低いため、ターコイズのように一般的に強化処理が施されます。
クリソコラの名前の由来は、ギリシャ語で「金を繋ぐ石」という意味です。その名の通り、繫栄、幸運、仕事の成功を象徴する石とも言われます。これまでターコイズが担っていた役割の一部が、クリソコラに移って来ているとも言われています。
深い海の青と森の緑を持つクリソコラ。青も緑も地球の色で、私たちをリラックスさせるとともに、地球意識と同調させてくれます。
こちらの石はまるで日本画のように鮮やかで美しい色彩のクリソコラです。クリソコラは美的感覚に訴える力が強いと言われていますが、クリソコラ自体がまるで絵画のように一つの芸術品として美しいからかもしれません。
深い内面にある緊張や縛りを解きほぐす力があります。イマジネーションを活発化させ、心身共にリラックスさせる力があるでしょう。原始地球を想わせるクリソコラ。地球意識に繋がりやすいということは、過去生などの有史が始まってから生れたあらゆるトラウマや縛りさえも無効にしてくれるパワーがあるということです。こちらの深い森や海のようなクリソコラは、私たちが生きていたかもしれない幸福な時代のエネルギーを思い出させてくれる力があるような気がします。