ドミニカ産のラリマーです。
山のような形をしたカットが
まるで青い富士山のように見えるルース(^^ゞ
上はなんだか時空が開いたような、雷雲のような空で
下は樹海の森のような光景。。。
7mmの厚さがあって立体的でアクセにしたら映えるカット。
ラリマーブルーも広がっています。
インクルージョンもありません。
ラリマーは網目模様だけでなく波しぶきのようなドット柄や花弁まで
実に様々なデザインのパターンを持つ石です。
海や空、自然の青い光景を表現したような
ラリマーの複雑な模様はいろんな景色に見えるため
癒しの効果だけでなくいつまでも見飽きない優れた石だと思います。
鉱物名___Larimar, Blue Pectolite
サイズ___18X15X7mm
重さ____18.1cts./3.2g
石の処理__ナチュラル
原産地___ドミニカ
ラリマーは流通名で、鉱物はペクトライトです。ペクトライトの中でもブルー・ペクトライトで尚且つドミニカで産出されるものをラリマーと呼びます。ペクトライトはソーダ珪灰石で、石灰などのソーダ石なんですね。なのでペクトライト自体は世界中で産出されますが、ブルー・ペクトライトは稀で、しかもドミニカ産のブルーペクトライトは1974年に発見されたばかりの真新しい天然石です。
まだその価値が認められてから40年ほどしか経っていないのに、すでに良質なものは流通量が減少し、年々価格が高騰しています。やがてドミニカ産のブルー・アンバーのように、天然石ではなく宝石として扱われるようになるかもしれません。
青い色が濃く、模様がはっきりしているものほど貴重だとされています。
私はラリマーをイルカ石と呼んでいるのですが、ラリマーのエネルギーってイルカのエネルギーとそっくりなんですよね。イルカが放つ周波数は特別なものがあって、たとえば自閉症児の治療やコミュニケーションに活用されていたりします。またドルフィン・スイミングなどイルカとの接触体験は、イルカの放つα波が特別な影響を脳波にもたらすようで、体験後は数日夢見心地な気分になることで有名です。
ラリマーはまさにイルカのそのような幸せエネルギーを内包している石で、生産地のドミニカがあるカリブ海はクジラやイルカの世界的な回遊地でもあります。この地域の楽天的で朗らかなエネルギーがまさにラリマーに充填されているのかもしれません。
波目模様が美しく、クラックやヒビなどがないほど美品で価値が高くなりますが、なぜかラリマーに限ってはヒビやクラックも自然なデザインの一部のように私は見えます。ラリマーの原石にはいろんな模様が入っていて、どの部分もかけがえなく全体を構成しているのですが、ルースになるために切り取られるのはその一部分。それはイルカのパーツのようなもので、どれも等しくラリマーの一部であることには変わりないのだなと思います。石のクラックやヒビは石の結晶のラインや方向を示していることが多く、石のもう一つのメッセージでもあるかもしれません。