クリソコラにマラカイト、母岩のテクスチャーも入ったハートのポリッシュです。

こういう野性味残した美しい石がとてもツボで
個人的に大好きなタイプの石です。

手放していいのか、マイコレにしようかと直前まで悩んだ程。
マイコレと販売用の石の違いは一体何なのでしょうね・・・

自分が気に入った物を買い付けていますので、ショップの石は基本的にすべてマイコレでもあり。
入荷後しばらくは手放すつもりはないので、どの石もしばらくはコレクションになっている状態。

と言っても入荷後は在庫に入ってしまい、その間手に取ることはめったになく。
石に呼ばれる形で出品して行きます。

呼ばれる物はどんどん出て行きますが一旦居座ると何年もという石も多く、頭の片隅にありながら中々出て行こうとしない。
そういう石はほぼマイコレ状態。

こちらみたいに手放したくないのに手放す運命の石もあって。
やっぱり誰か自分以外の持ち主さんがいる予感がしているのでしょうね。。。


母岩部分のクリソコラがターコイズブルーで、リボンターコイズみたいになっているのも素晴らしい。
地球の海（クリソコラ）、緑（マラカイト）、大地（母岩）が見事に混ざり合っている、地球そのもののような石。
風景石っぽくも見えますよね。

愛の象徴でもあるハート型にポリッシュされていることで、地球の恵みや愛を体現しているような、ミニチュアのような石です。
ぜひコレクションにどうぞ。


女性性の石と呼ばれるクリソコラのブルー
癒しについて智慧やアイディアを与えてくれるような、そんな知性を感じます。

ストレスの多い時期ですので、クリソコラのブルーに癒されます。





Chrysocolla, Malachite（珪孔雀石、孔雀石）

61ｘ51ｘ25mm

96g

Peru



























クリソコラは銅鉱床にマラカイトなどの他の鉱物を伴って産出される混合鉱物です。硬度が低いため、ターコイズのような強化処理が施されますが、クォーツが入ったものはその必要がないため、品質のグレードがアップします。特に宝石質の美しさを持つものはジェムシリカと呼ばれ高く評価されています。

クリソコラの名前の由来は、ギリシャ語で「金を繋ぐ石」という意味です。その名の通り、繁栄、幸運、仕事の成功を象徴する石とも言われます。これまでターコイズが担っていた役割の一部が、クリソコラに移って来ているとも言われています。




石によってはターコイズよりもとても青く蛍光色のようなクリソコラのブルー。澄んだ海のようなブルーは、私たちの意識を開放しリラックスさせる色で、あるがままを受け入れることを思い出させてくれます。日々の生活や人間が作り出した社会という囲いの中に囚われがちな私たちの意識を、より広大で確かな地球意識へと導き同調させてくれる石だと思います。

J・ドウ女史によりますと、クリソコラは大地と結びついた女性性の強い地母神のような石だそうです。鮮やかなマリンブルーが海のイメージを運んでくれますが、地母神とは驚きました。確かにターコイズに比べると女性的な感じがします。とにもかくにもクリソコラは女性性が強い石で、誰もが持っている女性性の元型（アーキテクト）を理解し受け入れるのを促すのだとか。

クリソコラは私がショップを始める際に一番初めに私の元へやって来た石で、その美しさと迫力に驚かされ、ぜひ販売したいと思った石でもあります。ショップの立ち上げの際に側にいた石で、Stone marbleのベージュ色のブランドイメージが生まれたのは、もしかしたらクリソコラと共に内なる地母神とのコンタクトを始めたせいもあるかもしれません。